事業仕分け JICA大幅縮減 4法人8事業「廃止」判定(毎日新聞)

 政府の行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)が独立行政法人を対象に実施する「事業仕分け第2弾」は初日の23日、労働政策研究・研修機構(厚生労働省所管)の労働政策研究(10年度事業費8600万円)など4法人の8事業を「廃止」と判定したほか、国際協力機構(JICA)の事業を中心に8法人の15事業で「事業縮減」となるなど、厳しい判定が相次いだ。経済産業省所管の中小企業基盤整備機構では、貸し出しに利用されず残ったままの基金2000億円程度の国への返納を求めると判定した。政府は各独法に判定結果を尊重し10年度予算の抑制的執行を求め、11年度予算案には仕分け結果を反映させる方針。

 「役員全員がJICAのOBの会社が3社あるが、この情報を公開しない意味を教えてください」。仕分け人の蓮舫参院議員が旅行代理店などとの契約を追及すると、担当者は「民間企業なので勝手に開示できない」と返答。議論は平行線をたどった。

 JICAは仕分け対象の独法で唯一、第1弾で受けた指摘への対応を聞く時間が設けられた。調査研究費を指摘通り3割削減したことや、施設の統合・資産売却、全国で約500室ある職員宿舎を約420室に削減するなどの改革案を提示した。

 しかし、宿舎の空室率が3割近くで、提案通り削減しても約60部屋が余る実態が判明。家賃は3DKの部屋が東京23区内で約5万円と破格だ。「海外勤務から帰国する約100人のために空けておきたい」と述べるJICA側に、仕分け人は「(前年帰国した人に)1年以内に家を探してもらえばいいだけでは」と反論、事業縮減と公務員宿舎との統合を検討するよう求めた。

 結局、JICAは有償資金協力を除く6業務が事業縮減という厳しい結果に。自ら見直し案の一部を説明した福山哲郎副外相は「かなり省内で激論して踏み込んだつもりだが、不十分だとの指摘は受け止めねばならない」と神妙な表情。JICAの粗信仁(ほぼのぶひと)理事は「大変厳しい結果だった」と顔をこわばらせた。

 昨秋の第1弾で浮き彫りになった公務員・独法職員側のコスト意識の薄さや、民間でも実施可能な事業を抱え込む姿は、第2弾でも浮き彫りになった。

 「廃止」の事業の合計額は8841億円に達するものの、国の歳出削減には直結しにくい独法の事業仕分けの特徴も初日から鮮明になった。

 「廃止」判定で事業額が大きいのは、住宅金融支援機構の住宅資金貸し付け業務。「まちづくり関連」(同4038億円)と「賃貸住宅関連」(同4086億円)。民間金融機関でも実施可能なためで、高齢者支援が目的なのに高齢者の入居率が一般の賃貸住宅より低いことが特に問題視された。ただ、両事業の原資は貸し付けの回収金などで、09年度当初予算での国費依存率は1%未満だった。

 仕分け作業は、与党国会議員8人と民間有識者32人が二つの作業グループに分かれて実施。独法や所管官庁の担当者らからの説明を聞いた上で、廃止▽国等が実施して規模縮減▽地方自治体・民間が実施▽現状維持などの判定を下す。

 第2弾は独立行政法人と公益法人の事業が対象で、前半は独法を対象に土・日曜を除く28日まで4日間実施。後半は5月末に公益法人を対象に行う。前半は47独法の計151事業を精査する。【影山哲也、吉永康朗】

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収集欲高じガン改造?警部補宅から器具押収(読売新聞)

 殺傷能力のある違法な改造モデルガンを所持していたとして、福岡県警捜査1課警部補の岡田好典容疑者(46)が銃刀法違反(所持)容疑で警視庁に逮捕された事件で、容疑者宅の捜索で見つかったほかのモデルガンは真ちゅう製の旧式で十数丁あったことが、捜査幹部への取材でわかった。

 同庁は、改造に使っていたとみられる器具も容疑者宅から押収。同庁は、収集欲が高じて違法なモデルガンを購入したり改造したりしていたとみている。

 岡田容疑者は4月15日午前8時25分頃、自宅リビングに改造モデルガン1丁を木箱に入れて隠し持っていた疑いで、21日に逮捕された。米国製「ミリタリーアンドポリス」と呼ばれる拳銃を模造したモデルガンで、実弾を発射できるよう改造されていた。

 捜査幹部によると、岡田容疑者は「改造モデルガンは収集家仲間から買った。中学生の頃から旧式のモデルガンに興味があった」などと供述しているという。逮捕容疑となったモデルガンは収集家の間では「あこがれの品」だったという。

 また、捜索で見つかったモデルガンも実弾が発射できるよう改造された形跡があった。同庁で殺傷能力について鑑定を進めている。

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ほう助で無職少年を検察官送致=石巻3人殺傷事件−仙台家裁(時事通信)

 宮城県石巻市の南部かつみさん(46)宅で2月に起きた3人殺傷事件で、殺人ほう助と殺人未遂ほう助の非行事実で送致された無職少年(17)の少年審判が19日、仙台家裁であり、鈴木桂子裁判長は検察官送致(逆送)を決定した。
 事件では、元解体工の少年(18)が殺人などの非行事実で家裁送致されている。
 鈴木裁判長は、元解体工少年の支配的態度から、無職少年が自分や家族に危害が及ぶ恐れを抱いたとしても「全く理解できないものではない」としたが、「殺人行為そのものを阻止したり犯行から離脱したりする機会は何度もあった」と指摘。刑事処分が相当と判断した。 

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内閣支持、続落23.7%=56.5%が不支持−時事世論調査(時事通信)

 時事通信社が9〜12日に実施した4月の世論調査によると、鳩山内閣の支持率は前月比7.2ポイント減の23.7%となり、政権運営の「危険水域」とされる2割台に落ち込んだ。不支持率は同8.0ポイント増の56.5%だった。小沢一郎民主党幹事長らの「政治とカネ」の問題に加え、米軍普天間飛行場移設問題で鳩山由紀夫首相が「5月決着」を公言しながら進展していないことなどへの批判が背景にあるとみられる。
 調査は、全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。回収率は67.1%だった。
 参院選比例代表の投票先では、民主が17.7%(同3.4ポイント減)、自民が16.8%(同3.7ポイント減)とほぼ拮抗(きっこう)。みんなの党は7.2%(同4.0ポイント増)となり、5.2%の公明を抜いて「第3党」に躍進した。
 鳩山内閣への評価を支持政党別にみると、支持政党なしの無党派層は、「支持」が17.4%にとどまり、「不支持」は57.6%だった。民主支持層では、支持が64.5%、不支持が23.8%。一方、連立を組む社民支持層は、不支持53.8%が支持30.8%を上回った。
 不支持の理由(複数回答)は、「期待が持てない」が35.0%(同9.1ポイント増)に急増。「リーダーシップがない」32.1%(同5.6ポイント増)、「政策が駄目」21.0%(同6.1ポイント増)が続いた。支持する理由は「他に適当な人がいない」8.4%、「政策が良い」4.8%、「首相の属する党を支持している」4.6%の順。
 小沢氏の進退については、「幹事長を辞めるべきだ」が46.2%(同2.3ポイント減)、「幹事長だけでなく衆院議員も辞めるべきだ」が29.7%(同1.6ポイント減)と、合わせて75.9%(同3.9ポイント減)が幹事長辞任を求めている。 

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避妊具自販機投資募る=970人から10億円集金か−岐阜県警(時事通信)

 避妊具の自動販売機設置への投資名目で、無登録で金を集めたとして、岐阜県警生活環境課などは8日、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、自販機取扱業「ティアラ」(愛知県一宮市)社長江崎久美子容疑者(57)=同市九品町=と役員山口竹夫容疑者(55)=同所=ら計3人を逮捕した。
 県警によると、3人は2001〜09年に東海以西の約970人から総額約10億円を集めたとみられる。江崎容疑者は金を集めたことを認めたが、「違法とは思わなかった」と話しているという。
 逮捕容疑は08年9月から約1年間に、愛知県内の旅館などで、「1口105万円を出資すれば、避妊具の売り上げから毎月1万円を払う」などと勧誘。岐阜市の女性(68)ら4人から計630万円を受け取った疑い。 

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新型インフルの第一波、事実上終息…厚労省(読売新聞)

 厚生労働省は31日、新型インフルエンザの流行について「現時点では沈静化している」として、第一波が事実上、終息したとの見解を示した。

 同省が同日開いた専門家会議で、長妻厚生労働相の談話として発表した。会議では今後、ワクチンや水際対策など6項目の政策について検証。再流行などに備え、結果を6月中にまとめる。

 ワクチンは、スイス・ノバルティス社から輸入した234万回分(30億円)が同日、出荷しないまま使用期限を迎えた。同省は廃棄方針を示している。

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大麻所持容疑で教頭逮捕 49歳エリート教頭なぜ(産経新聞)

 ■几帳面な一面…ストレスに?

 大麻取締法違反(所持)容疑で、大阪府立福井高校教頭、小島靖司容疑者(49)が逮捕された事件。薬物汚染が学校管理職にも及んでいた衝撃の事実に、関係者から一斉に驚きの声が上がった。府教委や元同僚らによると、小島容疑者は熱心な勤務態度で知られ、昇進の早いエリートコースを歩む一方、几帳面(きちょうめん)な一面も持っていたという。

 府教委によると、小島容疑者は大阪市大卒。昭和59年4月に採用され、島本高校(島本町)や茨木高校(茨木市)、住之江高校(大阪市住之江区)で社会科教師を務めた。

 平成14年9月からは府教委児童生徒課に勤務し、小中高生の進路指導を担当。17年4月に高等学校課教育振興グループに配置された際は、学校運営のサポートなどを担当した。福井高校には19年4月から教頭として赴任。当時46歳で、関係者によると、府教委でも早い昇進で「エリートコース」だったという。

 府教委幹部の一人は「まじめで、悪い評判は聞いたことがない。学校訪問なども熱心にやっていた」と驚いた様子。別の幹部も「教育委員会にとってただ事ではない出来事。指導する立場の人間が大麻を使っていたなんて」とうなだれた。

 一方、一緒に働いたことがあるという元同僚は逮捕の一報に「要領をかますというか、口がうまいタイプ。上昇志向が強く、偉くなりたいという思いが強いという印象をもっていたが…」と言葉を詰まらせた。

 今年2月に小島容疑者と会ったという府内の高校教師は「彼は細かいことを気にする几帳面な人という印象があった。それがかえってストレスになっていたのでは」と話した。

 ◆橋下知事「残念」

 逮捕を聞いた橋下徹知事はショックを受けた様子で「非常に残念。1人の軽率な行為で府教委全体の信頼を揺るがすことになった。申し訳ない」と神妙な面持ちで謝罪した。

 

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